Outline of Cherry Coke

くだらない記録。とある広告代理店でコンサルタントをしている系男子。

ふとLGBTについて考える瞬間

 

職場に、そこそこのイケメンで、仕事ができて、

いつも穏やかで、いつもいい匂いがする、アラフォーの男性がいる。

 

独身だが、彼の浮いた話は誰も聞いたことがないらしい。

 

彼と一緒にいると、その穏やかな物腰と良い香りから、

なんだか女性と一緒にいるような感覚に陥る。

(オネェ言葉をつかっているってわけでもないのだが。。。)

 

社内の人達は、あんなに素敵な彼がいまだに独身なんて、

実は彼はGAYなのではないかと噂しているが、

ぼくはどちらかというと彼はGAYというわけではなく、

ココロの性が女性なのではないかと睨んでいる。

 

以前、「体の性」と「ココロの性」、そして「好きになる性」はそれぞれ別物という考え方を知った。

 

ぼくは体が男で、ココロの性は男、好きになる性は女性なので、

いわゆる世間一般でいうところのストレートになるのだが、

それ以外の組み合わせで見ると、

体:男 ✕ ココロの性:男 ✕ 好きになる性:男 =同性愛、

体:男 ✕ ココロの性:女 ✕ 好きになる性:男 =トランスジェンダー

体:男 ✕ ココロの性:女 ✕ 好きになる性:女=トランスジェンダーかつ同性愛、

ということになる。

 

ややこしいのは、体が男でココロが女、好きになるのは女である場合、

彼女ができたら見た目上は「普通のカップル」になるはずだよね。

 

でもココロが女であるじぶんを好きになってもらうわけだから、

相手の女性もレズビアンってことになるのだろうか・・?

 

 

難しい。

 

 

なお、ぼくらのようなマジョリティが出来ることは、

「サラッと流すこと」

だと思っている。

 

これは文言としては能町みね子氏の受け売りなんだけど、

ぼくがずっと考えていたことと言いたいことは同じだった。

 

人を人として好きになるとき、

性別は越えるものだと思うしね。

 

 

ちなみに冒頭の、職場の男性が本当のところはどうなのかはわからないんだけどねえ。